Relaxin' WITH THE HIGH-LOWS

ザ・ハイロウズ( THE HIGH-LOWS ) Relaxin' WITH THE HIGH-LOWS歌詞
1.青春

作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

冬におぼえた歌を忘れた
ストーブの中 残った石油
ツララのように尖って光る
やがて溶けてく 激情のカス
音楽室のピアノでブギー
ジェリー・リー スタイル
骨身をさらけ出したその後で
散文的に笑う

渡り廊下で先輩殴る
身に降る火の粉払っただけだ
下校の時にボコボコになる
6対1じゃ袋叩きだ
鼻血出ちゃったし あちこち痛い
口の中も切れた
リバウンドを取りに行くあの娘が
高く飛んでる時に

心のないやさしさは
敗北に似てる
渾沌と混乱と狂熱が
俺と一緒に行く

校庭の隅 ヒメリンゴの実
もぎって齧る ひどく酸っぱい
夏の匂いと君の匂いが
まじりあったらドキドキするぜ
時間が本当に もう本当に
止まればいいのにな
二人だけで 青空のベンチで
最高潮の時に


2.No.1

作詞:甲本ヒロト
作曲:甲本ヒロト

今度のがNo.1だろ
今度のがNo.1だろ

ただの一度さえ悲しいことに
出会わない人などいないだろ
机に向かって 電車に乗って
とても平凡だとブツブツ言いながら
今までいくつかの悲しいことを
解決しながら乗り越えてきたから
今一つここで はっきりとここで
確信を持って 大きな声で

今度のがNo.1だろ
今度のがNo.1だろ

世界は二つ 宇宙は二つ
大きな壁でまっぷたつ
何かと何か 誰かと誰か
扉のない壁でまっぷたつ
人間らしくありたいだなんて
それは人間のセリフじゃないだろ
僕らしくなくても僕は僕なんだ
君らしくなくても君は君なんだ

今度のがNo.1だろ
今度のがNo.1だろ


3.岡本君

作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

岡本君 また夏が来た
去年よりも暑くなりそうだ
熱気の中 押し潰された
歩道橋で君を思い出す

誰もいない廃車置場で
水たまりの中 百円拾った
スパイごっこ アイスキャンディー
突然のひどい雨

岡本君 君がいない
夏はまるでぬけがらのようだ

カブトムシをとりにいった
恐竜のことを話しながら
君のように見える人は
誰もいないだろう

岡本君 本当のお別れだ
またねじゃない本当のさよならだ


4.パンチョリーナ

作詞:甲本ヒロト
作曲:甲本ヒロト

※ゴー パンチョリーナ
ゴー パンチョリーナ
ゴー パンチョリーナ
ゴー※

生きたいように生きるんだ
なりたいもんになれるんだ
マディ・ウォーターズ ハウリン・ウルフ
サニーボーイ ライトニン
イカしたニックネーム

古い単車のエンブレム
ロマンチックでキラッとキザで
ニックネームでイメージアップだ
あれこれ迷うぼくを
誰かが呼んだ

おーい パンチョリーナ ヒマそうじゃないか
おーい パンチョリーナ 昼メシまだか
おーい パンチョリーナ はずれてばっか
おーい パンチョリーナ あの天気予報

(※くり返し)

不覚にもぼくは振り向いていた

一人で歩き出すまでは
友達が出来るまでは
ほとんどの名前はオヤジが決める
ニックネームは
他人が決める

おーい パンチョリーナ ヒマそうじゃないか
おーい パンチョリーナ 昼メシまだか
おーい パンチョリーナ いけそうじゃないか
おーい パンチョリーナ 今度の恋は
おーい パンチョリーナ いけそうじゃないか
おーい パンチョリーナ そう思わないか


5.夕凪

作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

R作戦B2号 コードネームはヘルハウンド
草むらでじっとしてる ヤな臭い我慢してる
ワクワクするこの気持ち 退屈を忘れさせる

午後6時27分 あの人乗せた列車が
この鉄橋通過する オレはボタンを押すんだ
別に恨みはないけど そいつがオレの仕事だ

風がそよとも吹かない 汗ばんだドンづまり
夕凪が穏やかに オレを包み込んでく
恥を確認すれば ちょっとは前へ行ける

左でも右でもない どっちでも同じ事だ
権力が欲しいんなら オレの肌とは合わねえ
サカナは頭から腐る オレはうんざりしてるんだ

風がそよとも吹かない 汗ばんだドンづまり
夕凪が穏やかに オレを包み込んでく
恥を確認すれば ちょっとは前へ行ける


6.不死身の花(69 mix)

作詞:甲本ヒロト
作曲:甲本ヒロト

真空の闇に咲いても良かった
一滴の水も欲しがらないで
愛されないのは生き続けるから
愛されないのは枯れないから

積雪の下に 氷の中に
暖かい春を待ってはいない
永遠にずっと変わらないなんて
燃えないゴミと一緒じゃないか

戦場に咲いてしまった
銃声を聞いてしまった
何一つ選べなかった
戦場に咲いてしまった

不死身の花

さよならが寂しくないから
手放す時ためらわないなら
会わない方が すれ違うほうが
手に入れてしまわないほうが

戦場に咲いてしまった
銃声を聞いてしまった
何一つ選べなかった
戦場に咲いてしまった

不死身の花


7.ボート

作詞:甲本ヒロト
作曲:甲本ヒロト

この雨はあがるから
行き先は月面に決まり
二人乗りボートを出そう

一人目はぼくが乗る
二人乗りボートだからいつも
一人分席が余る

そうか八月には最後の夜が
あと一つだけ夜がある
夏が残した最後の夜が
あと一つだけ夜がある

満員です ボートは
満員です ボートは
満員です

この雨があがる頃
行き先は月面の渚
夏だけが使う魔法で


8.ミーのカー

作詞:甲本ヒロト
作曲:甲本ヒロト

トップでノンストップで
ミーのカー ミーのカー
トップでノンストップで
ミーのカー ミーのカー

てっぺんじゃないぜ ミーのカー
頂上じゃないぜ ミーのカー
先頭だぜ ミーのカー
ミーのカーでゴー

ゲッミー アガラ ゲッチュー
ミーのカー ミーのカー
ゲッミー アガラ ゲッチュー
ミーのカー ミーのカー

チェックマイモージョー ミーのカー
シェイキョーブーツィー ミーのカー
ミーミーミーミーミーのカー
ミーのカーでゴー

トップでノンストップで
(ミーのカー ミーのカー)
トップでノンストップで
(ミーのカー ミーのカー)

てっぺんじゃないぜ (ミーのカー)
頂上じゃないぜ (ミーのカー)
先頭だぜ (ミーのカー)
ミーのカーで ゴー


9.完璧な一日

作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

ライラック色の風に 活気づいた水が踊る
乱反射するお日さまが 笑う葉っぱを濡らしてる
それで君がそばにいれば 完璧な一日なのに

ひょうたん橋の手すりに 腰を下ろし日なたぼっこ
じいさんの連れた犬が 植え込みにションベンかける
それで君がそばにいれば 完璧な一日なのに

君が好きだ そばにいたい 君が好きだ そばにいたい
君が好きだ そばにいたい 君が好きだ キスをしたいよ

井の頭ソバを食べて 冷たい生ビールを飲む
三杯ほど飲んだとこで いい気持ちになってきたし
それで君がそばにいれば 完璧な一日なのに

君が好きだ そばにいたい 君が好きだ そばにいたい
君が好きだ そばにいたい 君が好きだ キスをしたいよ


10.ジャングルジム

作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

凍るよ 星空
ジャングルジムはいつも鉄の味がする
グギンと口をうちつけた

寒いし 冬だし
ジャングルジムにのぼり 何やってるんだ
一人だし カラッポだ

優雅な月より 輝けオレの背骨
夕べの夢より 輝けオレの力


11.ヤダ


12.タンポポ

作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

タンポポ タンポポ 吹けば飛んでく

空には大きな獅子が吠えている
眩しく光った
急な蝉時雨 世界に味つけ
カラーに変わった

ガソリンのにおい ワクワクしちゃうよ
君を迎えに行く
綺麗じゃなくても美しいものが
ぼくは欲しいんだ

静けさに迷子になった蟻のような気持ち
不確かに揺れているんだ 落ち着かないまま
ふらふらふらふらふらふらふらふら

無邪気に笑って汗かいて遊ぶ
ささやくミツバチ
抜け出してみれば一人になるけど
一人じゃないんだ


13.魔羅'77

作詞:甲本ヒロト
作曲:甲本ヒロト

シンボル マラマラ

立ち上がれ シンボル
輝け シンボル

シンボル マラマラ

負けるな シンボル
くじけるな シンボル

ああ シンボルよ 永遠に FOREVER
ああ シンボルよ 泣かないで NEVER
バカとシンボルは使い様

シンボル マラマラ

立ち上がれ シンボル
輝け シンボル


14.バカ(男の怒りをブチまけろ)

作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

政治家にもバカがいる
警察にもバカがいる
先生にもバカがいる
子供でも知ってるよ

会社にもバカがいる
インターネットにバカがいる
どこにでもバカがいる
子供でも知ってるよ

銃をくれ うつむいたヒマワリ
銃をくれ はにかんだナデシコ

おまえはどこへ どこへ行くのだ
無情の風に吹かれてる
男の怒りをブチまけろ

他人のことをバカバカと
言う奴ほどバカなんだ
どこにでもバカがいる
子供でも知ってるよ

銃をくれ うつむいたヒマワリ
銃をくれ はにかんだナデシコ

おまえはどこへ どこへ行くのだ
無情の風に吹かれてる
男の怒りをブチまけろ